南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2011-01-01から1年間の記事一覧

妻子帰国

9ヶ月ぶりに休暇を取って一時帰国する予定で、妻子が先発隊として昨日日本の実家に帰国。例によって羽を伸ばすつもりが却って仕事が忙しくなる。吉野家の牛丼が恋しい。私に取っては価格競争なんか関係ない。特盛一丁玉味噌汁一杯です。きっと。

Nのために(湊かなえ)

今回も話の縦横がばっちり整合しており(もっと読み込んだらなんか出てくるのかもしれんが、少なくとも一度読んだだけでは違和感を覚えるほどのものはなし)、伏線もしっかり回収していて好印象。登場人物の一人がてっきり女性と思っていたら実は男性だった…

凍りつく骨( メアリー・W・ウォーカー )

家内が適当にチョイスしたものだったので、どうかとも思ったけど、なかなか面白く読めた。ただ結局具体的な殺害の方法は最後まで説明されなかったような。。

陰の季節(横山秀夫)

会社の日帰り遠足でビーチに。はしゃいで遊び回る現地従業員を横目に、日陰でこの短編集を読む。貴重な週末をつぶして遠足とは不本意であるが、こちらでは大変重要な年中行事で、これをやるのとやらないのではその後のモチベーションに大きくかかわってくる…

告白(湊かなえ)

久しぶりにその面白さに興奮しながらページをめくった作品。結局一晩で読み切ってしまった。東野圭吾ばりに無駄な伏線が一切なく、ちゃんと後ですべて回収しているところに、しっかり作り込んでいるなぁと感心。第一章で主人公である女教師が一人称で一気に…

氷の家(ミネット・ウォルターズ)

家内が友達から薦められて借りて来た小説。最初は直訳小説にありがちな、長ったらしい修飾節が気になったが、次第にストーリーにのめり込んで行った。イギリスでテレビドラマ化されているんだね。そっちもみてみたいなぁ。

寛永主従記(田宮虎彦)

いわゆる「会津騒動」を題材とした小説。昔ヤングマガジンで読んだ「Y十M〜柳生忍法帖〜」を思い出した。

Cebu

こちらはイースター休暇のため、現地人の間でもマイナーなセブ島の隠れ家的リゾートで家族ともども充電中。5歳の娘がシュノーケリングデビュー。親子でニモを観察できました。明日家に、そして現実に戻ります。

戦国鬼譚 惨(伊東潤)

戦国時代の武田氏が滅んで行く様を、各武将の立場からオムニバス的に描いたもので、面白く読めた。信廉って知性と教養を兼ね備えた好人物という勝手な思い込みがあったけど、かなりダメなやつとして描かれていたのが印象的。

まったく新しいゴルフ理論(安藤秀)

今までまったく体系的にスイングを学ばずひたすら我流で練習していたのが空しく思えた。もっと前から読んでおけば良かった。今は練習が楽しい。コースで実践できる日が楽しみ。

猿丸幻視行(井沢元彦)

『天皇になろうとした将軍』以来、約20年ぶりに著者の作品を読む。ただし、本作品が書かれた年は1980年と、さらに10年以上遡る。多少日本史や日本文学史をかじっている人にとっては、面白く読めると思う。江戸川乱歩賞受賞作品とのことだが、暗号が謎解き…

赤十字

大使館が紹介していたこともあり、インターネットバンキング経由で日本赤十字社に小額ながら寄付。まずは今ここで私たちができることをしたいということで。

半落ち(横山秀夫)

寺尾聡主演の同名映画を数年前に見たが、それの原作。うろ覚えだが、映画は結構原作に忠実だったんだなぁ。主人公のイメージも寺尾聡にぴったりだった。横山秀夫は面白いね。

祈る

まさに空前絶後、未曾有の大災害となっている日本の外から、せめてこれ以上の災害に発展しないことを、ただただ祈るしかない状況に、焦りといらだちを感じる。もちろん日本にいたところで何もできないのだが。ユニクロの社長はお金の使い時を知っているね。

不道徳教育講座(三島由紀夫)

こんな軽い文章も書けるんだ、という感じのエッセイ。40年以上前に書かれた物なのにあまり古くさく感じないのがたいしたもんだ。

インテリジェンス人間論(佐藤優)

著者が神学部出身だと知る。確かに欧米の情報分析をするにはキリスト教のことを彼らと同じベースで理解してないとダメだよな。それは私レベルでもこちらに来て感じる。アラブ世界担当の外交官は、やはりイスラム教を理解する訓練をされているんだろうな。あ…

2月の体重

73kg。前回比1kg減。1月の初めに測ってから約2ヶ月ぶりの測定でした。

リーグ・オブ・レジェンド

久しぶりに最後まで見るのに努力を要した作品。ショーン・コネリーはこれを最後に映画に出演しなくなったが、よっぽどショックな出来映えだったのかもな。

「諜報的生活」の技術(佐藤優)

元外務官僚で諜報機関に所属していた著者のエッセイ/対談集。彼は鈴木宗男の子分で、田中眞紀子との政争に巻き込まれて失脚したんだな。それでも表舞台で活躍しているのがすごい。

血のケープタウン(ロジャー・スミス)

サスペンスものは好きな方だが、ここまで暴力・麻薬・略奪・汚職に満ちたストーリーは久しぶり。話にそれなりに惹きこまれるのだけども、ハラハドキドキというよりは、登場人物たちの環境のあまりの救いようのなさに、気が滅入ることが多かった。 治安の悪さ…

カラオケ

最近どうもこうもストレスが溜まり、無性に叫びたい衝動をかろうじて抑えている感じで、これではいかんと娘の幼稚園のお父さん友達を誘ってカラオケに。声が枯れるほど歌い込んだおかげでスッキリしました。気持ちよく相手をしてくれた先方に感謝。

ダンスウィズウルブス

アカデミー賞7部門受賞のこの映画をやっと見ました。感想としては、狼の演技がアカデミー賞ものだなぁと思いました。3時間近い上映時間の割には、飽きないで見ることができました。

なすミートグラタン

私のリクエストに応えてくれて、家内がなすミートグラタンを作ってくれた。初めてながらなかなかの出来栄えで、私も娘も大満足。娘はよっぽど感動したのか、「おいしかったよ。お父さんに教えてもらったの??」と真顔で質問。確かに私が何か作るときは、た…

仮面の告白(三島由紀夫)

60年以上経った今でも、新鮮に面白く読めたということはやはり三島由紀夫は偉大なんだなぁ。いちいち表現も美しい。まだこれを含め2作しか読んでいないが、これからも積極的に読んでいきたい。

ファイナルブレイク

『プリズンブレイク』のラストから数年遡った、主人公が死ぬときの話。しかしこの主人公はアニキが投獄されてからこっち、ひと時も息つく暇もなく死ぬまでプリズンをブレイクさせられまくったな。 前にも書いたが、最後はめでたく大統領に就任しましたとかで…

春告鳥(杉本章子)

日経や読売の書評で好評だったのを覚えていて、運よく機会を得たので、私にしては新しく発行された部類のこの本を読んでみる。 なんというか、ハラハラドキドキやどんでん返しなどはないものの、ゆったりとした、小雨に包み込まれるような感じで惹きこまれて…

ジョニーウォーカー赤

金欠ということもあって、入門グレードである赤ラベルを買ってみる。750mlで1700円相当。やはりさすがに味に角がとれてないというか、まろやかさに欠けるね。この値段なら許容の範囲だが、いかんせん翌日に残る。安いウィスキーはこれがネックだよな…

カンフーハッスル

大好きな「少林サッカー」と同じく、周星馳主演/監督作品。う〜ん、アメリカではすごく受けたらしいが、少林サッカーを見た後では、いまいちだったなぁ。 ちなみに家内はこの作品および少林サッカーともに興味なし。ま、男の方が面白がる作風ではあるが。

手紙

結構読んでいる東野圭吾の中でも特に好きな作品の映画版。以前からずっと気になっていたのだがやっと見る機会を得た。割と原作に忠実だった。終盤が特に好きで、ただでさえ緩い涙腺が大開放状態。タオル1枚使い切った。 これを見て沢尻エリカをちょっと見直…

ジョニーウォーカー青

シリーズ最上級なので200mlのミニボトルで購入。4,500円相当(!)。それでも日本のネット価格よりも3割近くやすいんだものなぁ。確かにすごくうまいし飲みやすい。おかげですぐ飲み干してしまった。だけどさすがに高い。たぶんもう買わないというか買えな…