2011-01-16 春告鳥(杉本章子) 読書 日経や読売の書評で好評だったのを覚えていて、運よく機会を得たので、私にしては新しく発行された部類のこの本を読んでみる。 なんというか、ハラハラドキドキやどんでん返しなどはないものの、ゆったりとした、小雨に包み込まれるような感じで惹きこまれていく。 そう、まさにタイトルの「春告鳥」よろしく、まだ肌寒さが残る季節で外では春雨が降る中、しんとした図書館や自分の部屋で読むと雰囲気が出るかな。 結論としては好きです。