南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

春告鳥(杉本章子)

日経や読売の書評で好評だったのを覚えていて、運よく機会を得たので、私にしては新しく発行された部類のこの本を読んでみる。
なんというか、ハラハラドキドキやどんでん返しなどはないものの、ゆったりとした、小雨に包み込まれるような感じで惹きこまれていく。
そう、まさにタイトルの「春告鳥」よろしく、まだ肌寒さが残る季節で外では春雨が降る中、しんとした図書館や自分の部屋で読むと雰囲気が出るかな。
結論としては好きです。