南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

宿命と真実の炎(貫井徳郎)

『後悔と真実の色』の続編で今回の主人公は所轄の女性刑事。さすが貫井さんという感じで楽しめました。更なる続編を予感させる終わり方だったけど(宮部みゆきの杉村さんシリーズっぽくなる予感)、今回の最終的実質的な真犯人も登場してくるのかな。

昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)

お気に入りの杉村さんシリーズ。今回も主人公に事件の大枠の流れを好転させる力はなく、3篇とも無力感が漂う結末。このシリーズで出てくる、救いようのない登場人物たちの描写がいつも秀逸で、嫌悪感に魅せられながらページを繰ってしまう。

シティバイク体験

NY市民に根付いているレンタル自転車を初体験。30分毎に戻さないと超過料金がかかる仕組みは若干面倒だが、公共交通機関の利用に不安が残る状況の中、一気に行動範囲が広がって楽しかった。ちょくちょくいろいろ探検しよう。