南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

血のケープタウン(ロジャー・スミス)

サスペンスものは好きな方だが、ここまで暴力・麻薬・略奪・汚職に満ちたストーリーは久しぶり。話にそれなりに惹きこまれるのだけども、ハラハドキドキというよりは、登場人物たちの環境のあまりの救いようのなさに、気が滅入ることが多かった。
治安の悪さと言えば、ネット上ではヨハネスブルグが代名詞となっているが、こちらではケープタウンの方がやばいみたいな感じで書かれているね。