南獄4.0

南獄から生還後6年、ついに最終目的地に辿り着く!

プロ野球怪物伝(野村克也)

先日亡くなったノムさんの本。面白いうえに分かりやすいし読みやすいので数時間で読了。小説だけでなくたまにはこういうジャンルも混ぜてくといいね。この本では基本的に褒めるばかりだけど、こき下ろしてる本はないのかな。探してみよう。

BLUE MOON

全米売上NO.1のクラフトビールらしい。近くのスーパーで12本入りが箱積みになっていたので何となく買う。オレンジピール入りとあるけどそんなにその風味が目立つわけでもないが、まあまあ飲みやすい。日本では発泡酒扱いなのか。当地では350㎖サイズが1ドル/本程度と安くいろいろ飲み比べてみたい。

後悔と真実の色(貫井徳郎)

山本周五郎賞受賞作品。文庫本で700頁近くの大作にもかかわらず一気に読めた。さすが貫井さん。ただ、解答編がちょっと性急にばたばたっと謎が解けた印象が強かったのと帯の煽りが『男の嫉妬がこの世でいちばん恐ろしい。』というのは本作のテーマとはちょっと違うかなと思った。あと最後の被害者の死に際の言葉の意味を犯人が知らなかったというのは良く分からなかったなあ。

女流詩人の哀歌(サザンオールスターズ)

高校時代に友人から借りたベスト盤に収録されてたやつ。それまで洋楽一辺倒で邦楽については全く知らずバカにすらしてたが、このアルバムを聴いて目からうろこで全曲メロディも歌詞も衝撃的で特にこの曲は今聞いても艶かしい歌詞が秀逸。当時よりもむしろ大人になるにつれてその良さがはっきりと分かってくる感じ。

ナイルパーチの女子会(柚木麻子)

『早稲女』で著者を知ってそれがとても面白くて、以来3作品目。男性の私でもストーリーに「共感」できて、果たして自分はうまく距離をとれているのかとか、同性の友達とうまくやれているのかとか、読みながら考えさせられた。山本周五郎賞受賞&高校生直木賞受賞作らしい。今中3の娘に薦められるかと言うとどうかなー。うちはもう少し先かな。

希望荘(宮部みゆき)

今年初めての宮部みゆき。そしてその中でもお気に入りの杉村さんシリーズ。この著者についてはこれくらいの長さがちょうどよい。

『砂男』で実際に登場していない重要人物は『模倣犯』や『名もなき毒』(ちょっと違うか)のような救いのない絶対悪的存在で、こういうのを書かせるとこの著者の右に出る人はちょっと思いつかない。

すでに新作が出ているみたいなのでまた読んでみよう。