南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

陰の季節(横山秀夫)

会社の日帰り遠足でビーチに。はしゃいで遊び回る現地従業員を横目に、日陰でこの短編集を読む。貴重な週末をつぶして遠足とは不本意であるが、こちらでは大変重要な年中行事で、これをやるのとやらないのではその後のモチベーションに大きくかかわってくるという厄介なイベントなので仕方なし。
得意の警察モノで、今回は管理部門にスポットをあてており、組織のつじつまあわせに奔走する所など、民間ではあるが管理部門に籍を置く身として、程度の差はあれ、やはりそういうことに神経を削るのだなぁと妙な共感があった。