南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンダー(R・J・パラシオ)

娘の夏休みの読書感想文用のやつ。他人とは違う特徴を持つ本人や家族、周りの友人たちの悩みや葛藤をわかりやすく伝えてると思う。さて娘の感想文の出来栄えはよく見てないけど、この本が伝えたいことが彼女に伝わってるといいな。

永遠の出口(森絵都)

また森絵都。小3から高3までの一人の女の子の成長と青春を一人称で綴っていく。巻末の解説にもあったように、我々大人たちが、誰もが経験をしているような事を鮮やかにみずみずしく思い出させ感情移入させる感性というか感受性(?)が凄い。どんな未来でも…

地下街の雨(宮部みゆき)

短編集。多少荒唐無稽な部分あるも、やはり宮部みゆきは短編の方が気持ちよく読める。長編も面白いんだけど集中しないと読み進めないダレ場が必ずあるんだよな。

川の名前(川端裕人)

例によって娘の塾の教材。面白くは読めたんだけど、果たして読者の対象年齢はどの辺なんだろう。主人公の同じ小学5年生だとしたらよっぽど精神年齢が高く感受性が豊かな子じゃないとついてこれないだろうし、大人ではちょっと物足りない感じ。