南獄4.0

南獄から生還後6年、ついに最終目的地に辿り着く!

読書

私が選ぶ名監督10人 采配に学ぶリーダーの心得(野村克也)

Unlimitedで。割とかなり晩年の著作ということに読みながら気づいた。今の大谷の活躍についてノムさんだったら何と評しただろうなあ。

光と影の誘惑(貫井徳郎)

これもUnlimitedで。貫井さんの作品が読めたのは期待以上でとても得した気分。表題作よりもラストの短編が印象的で、話の進め方・オチのつけ方が湊かなえの『リバース』とかを思い出させた。

オリエント急行殺人事件(アガサ・クリスティー、田内志文訳)

古典中の古典をUnlimitedで。結構無理やりな解決篇でなんというかへえと思いました。いつかこの列車に乗ってみたいと思ったけど調べてみると結構高いなあ。

グラスホッパー(伊坂幸太郎)

これもunlimitedで。3作目のアックスから先に読んでしまったのでいつか読まなきゃと思っていたのだがまさかの読み放題対象でうれしい誤算。結構使えるなあ、Kindle Unlimited!「鈴木」は私の中で『忘却のサチコ』(漫画の方ね)の編集長の顔で映像化してま…

鬼嫁探偵(呉エイジ)

引き続きunlimitedで。主人公の葛藤(だけではおさまらないんだけど)には思わずニヤリとしてしまう。一気に著者の他の作品も読んでしまおう。

すごい面接(呉エイジ)

2か月で99円のキャンペーンもあってkindle unlimitedに加入。前から気になってたこの作品に手を伸ばした。表題作はいまはもう見られなくなってしまったが、著者のウェブサイトの雑文コーナーに掲載されてて、どの作品もとても楽しく読んでいたことを思い出し…

杜子春(芥川龍之介)

『前科者』という漫画で杜子春の評論的なことをやってて、あれ自分が小学生か中学生の時に読んだ記憶と違うなと思って青空文庫で改めて読んでみた。なんか記憶が何かと入れ替わってたなあ。これまでの記憶はなんだったのか。まあいいけど。

ブロードキャスト(湊かなえ)

湊かなえが青春もの…?という疑問はすぐに吹き飛ぶ。イヤミス要素は全くないのにとんでもなく面白くって、ぐすぐす涙を拭きながら1日で読了。いったい何を感じて泣きはらしたのか自分でもよくわからないのだが、さすが…という感じ。ちょうど主人公と同い年の…

宿命と真実の炎(貫井徳郎)

『後悔と真実の色』の続編で今回の主人公は所轄の女性刑事。さすが貫井さんという感じで楽しめました。更なる続編を予感させる終わり方だったけど(宮部みゆきの杉村さんシリーズっぽくなる予感)、今回の最終的実質的な真犯人も登場してくるのかな。

昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)

お気に入りの杉村さんシリーズ。今回も主人公に事件の大枠の流れを好転させる力はなく、3篇とも無力感が漂う結末。このシリーズで出てくる、救いようのない登場人物たちの描写がいつも秀逸で、嫌悪感に魅せられながらページを繰ってしまう。

BUTTER(柚木麻子)

私の中では『早稲女』の人。後半からクルクルと展開が変わっていくのが興味深くしかも最後にまた事態反転があって飽きさせない展開でした。他の作品でもあったけど筆者が男性/父親像を突き放した感じで書いてるのが印象的。昭和以前的な思考に取り残されて精…

女子校礼讃(辛酸なめ子)

娘が受験勉強を頑張っていたころを思い出して購入。辛酸なめ子の得意分野というか、うまくマーケットを見つけたよな、というのが正直な感想。女子校出身者ならではの視点が私にとっては新鮮で面白い。

AX アックス(伊坂幸太郎)

週末2日間で読了。数年前に本屋で平積みになっていたのが記憶に残っていてこちらに来てから取り寄せ。主人公が死んでこんなに悲しくなったのはいつ以来だろう。客観的には自身と共通項はないのだが、家族への想いがいちいち胸に突き刺さった。前作2作を先に…

スカラムーシュ・ムーン(海堂尊)

家内が好きな海堂尊もの。私は前作を未読なのでいまいちストーリーに入り込めず、読了まで時間を要した。最近は時間があるとついついスマホをいじってしまう。

一発屋芸人列伝(山田ルイ53世)

「それでも、人生は続く。」という帯のキャッチコピーが秀逸。山田さんは真面目な人なんだろうな。ラジオを聞いてても、世捨て人に近い人生を経て手に入れた今の幸せを壊すまいと言う気づかいが何となく感じられるもの。

こころ(夏目漱石)

青空文庫にて。通しで読んだのはもしかして初めてかも。精神的に向上心が云々のくだり、30年ぶりに堪能しました。

ヒキコモリ漂流記 完全版( 山田ルイ53世)

マニラ駐在時から愛聴しているルネラジの山田さんの著書。これまで手が出なかったのだが在宅が続いていることもあって日本から取り寄せ。ラジオでの発言が裏付けられるような内容で答え合わせ的な納得感があり、まあ読んでよかった感じ。ダークサイドに落ち…

ユリゴコロ(沼田まほかる)

多くの書評にあるように前半のホラー感がすごくいいのだが、後半は私の好みではなかったなあ。うまくまとめたと言えばそうなんだけど、意図を感じてしまったというか最後の種明かしまでそれが隠し切れなかったというか。他の作品も読んでみたい。

マスカレード・ナイト(東野圭吾)

何故か冒頭から3分の1くらいまでは集中できなくて数日かかったが、その後はエンジンがかかって一晩で読了。めずらしく少しだけ「藪の中」形式で進めるも、さすがにそこは湊かなえとかにはかなわない感じでした。まだ前作2作を読んでないのでそれもどこかで読…

メインテーマは殺人(アンソニー・ホロヴィッツ)

評判が高かったので期待してたんだけど、う~ん…そこまでじゃなかったなあ。しっかり作りこんでたのは分かるんだけど、文章として引き込まれなかった。フラグを回収しきれなくても話は面白い宮部みゆきの逆って感じかしら。

もういちど生まれる(朝井リョウ)

最近お気に入りの朝井さん。ハタチ前後の時、自分はこんなに悩んでいたっけ、もっと悩んで足掻いても良かったなあと思わせるような連作短編集でした。

残穢(小野不由美)

一晩で一気に読了。ダレ場もなく楽しめたけど、読み始める前に他の人のレビューを見て必要以上にびびっていたが、いい意味でそこまでではなくほっとした。

現代語訳 学問のすすめ(福沢諭吉/齋藤孝訳)

「天は人の上に~」と教わったがそれしか知らず、初めて全貌に触れた。現代語訳だと敷居が低くなって助かる。当時としてはかなり先進的なことを唱えていて驚いた。『脱亜論』はこの中で論じられたわけではないのね。

何様(朝井リョウ)

『何者』がとても良かったのでその続編短編集とも言える本作を購入。前作の登場人物の周辺をクローズアップ。主人公のその後には言及がなかったのが少し残念。光太郎の高校時代のエピソードが秀逸。

陰謀の日本中世史(呉座勇一)

以前読んだ『応仁の乱』に続いて話題になってたので購入。このテーマで立教大学で講義をしたとのことで羨ましく思った。こういうのが好きそうな友人にも紹介。

出会いなおし(森絵都)

久しぶりの森絵都。2か月前に事務所に忘れてきてしまったがやっと取り戻して読了。独特のしっとりした読後感を堪能。

ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治)

非行少年に中には反省以前の問題を抱えている子も多い、というのは衝撃の一方で納得も。とても興味深く読みました。

何者(朝井リョウ)

直木賞受賞作品。珍しく二度読み。とても衝撃を受けたし何度も自分を振り返ってしまった。隆良が諭される場面で拓人と同じように留飲を下げた直後、拓人が詰められる場面ではまるで自分が詰められたように胸が締めつけられた。自分の中に拓人な部分が多分に…

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込(若林正恭)

私が入手したのは文庫本の33刷版。てことはずいぶん売れたのね。連載開始当初の前半は退屈なコダワリの羅列だったが、後半以降は文章力が上がったのか、人間として成熟してきたのかとても魅力的な内容になっていてそれがとても興味深かった。存在理由には2種…

外科医 須磨久善(海堂尊)

海堂尊が好きな家内が文庫化している小説は大体読み切ったと言っていたのでノンフィクションに手を出すも、今は英書(簡単なやつ)を読むことに夢中で関心を示さず。バチスタ手術の日本の第一人者で世界的にもすごい人らしい。世界的にはバチスタ手術は衰退…