南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ナイチンゲールの沈黙(海堂尊)

前作を読了したのでやっと家に眠っていたこの続編を読む。やはりいろいろな前提が分かっていると数段理解が深くなるしその分面白くなる。家内は気にしないそうだけど。

悪人(吉田修一)

映画で見た「怒り」と同様全体的に陰惨な感じで、結局主人公は生きていくのが難しいほど優しく悲しい存在というところが悔しい読後感でした。

チームバチスタの栄光(海堂尊)

なぜか続編だけが家にあって、でも順番に読まないと気が済まない性格なので手つかずの状態だったのだが、ようやく第1作を入手。家内が面白いとほめていただけあって物語の展開と個性的なキャラクター設定に惹きこまれた。これでようやく続編が読めるわー。

真夏の方程式(東野圭吾)

久々の東野圭吾。家内はすでに駐在時代に読んでいるらしい。私はいまいち自信がなかったので、この読書録で未読であることを確認。たまには役に立つね。

プリズム(貫井徳郎)

う〜ん不完全燃焼系のイヤミス。進行中は物語に引き込まれて楽しいのだけど、読者の溜飲を下げさせないこの手の結末はそれなりの支持を得ているのだろうか。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱(呉座 勇一)

受験勉強で覚えた程度の知識しかなかったけど、たしかにここら辺って変遷の過程を曖昧に済ませてたよなあ。応仁の乱のあとはすぐ北条早雲とかだったような。尋尊の名前なんて教科書の片隅にあったかどうかだもんなあ。非常に興味深く読めました。売れている…

機関車先生(伊集院静)

娘の塾の教材。実は伊集院静は初めて。まさに児童向け、という感じかな。

怒り

豪華なキャストの中でも妻夫木聡と森山未來の存在感が突出。ストーリーは予習しておかないと少しついていくのが大変な感じ。小説も読んでみようかな。

しずかな日々(椰月美智子)

娘の塾の教材。淡々と小学5年生になった主人公の夏休みまでの日々を描く。『人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく』というラストのフレーズが好き。

うさぎとトランペット(中沢けい)

娘の塾の教材。つまんなくはないのだけど、大人が読むには「ああそういう気持ちあったよね」という場面に共感するも少しダレるし、多分小学生が読んでも今小学生として必死に生きている彼らに共感を呼ぶのかどうか、ちょっと疑問だなーと思いました。 お母さ…