南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

乱反射(貫井徳郎)

一人ひとりの少しずつのエゴを丁寧に書き出していくところ、それを読者に飽きさせず読ませていくところはさすがだと思った。面白かったです。

この女(森絵都)

ちょっと森絵都っぽくない、あいりん地区を舞台にした話。ちょっと冒頭とエンディングが整合しない気がして腑に落ちなかったが、もう一度読み直してみたい。

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件(清水 潔)

エンターテイメントとして読んだらダメだな。良書とは思うが結構自分語りが多く、ノンフィクションとしても読んでる途中で食傷気味になった。

慟哭(貫井徳郎)

著者のデビュー作。いやあ見事にミスリードされた。しかしちょっと納得いかないなあ(笑)。元々の犯人は捕まってないし。

燃えよ剣(司馬遼太郎)

やっと読みましたという感じ。恥ずかしながらこれを読んで近藤や土方、沖田が江戸の出と初めて知りました。『竜馬』や『翔ぶが如く』とか司馬遼太郎の幕末物は大作が多いから、読みだすときにちょっとした踏み込みが必要なんだよなあ。上記2作はそんなこんな…