南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2013-01-01から1年間の記事一覧

失踪日記(吾妻ひでお)

こりゃ奥さん大変だったろうな、と言うのがシンプルな感想。

サファイア(湊かなえ)

最後2本のモチーフは著者自身か。作中の人物が言っているように、まさに後味悪いながらも惹きこまれるのは、物語の中に自分の後ろめたさを見つけてしまうから。これに尽きる。

大学ラグビー激闘史 1989年度

メインの大学選手権決勝は早大対日体大。清宮や今泉もさることながら、郷田の存在感がスゴイ。でも増保が入ってきてからはこの年ほど目立たなくなったってことは、増保ってやはりすごいんだな。

別海から来た女(佐野眞一)

木嶋佳苗の故郷や裁判の取材ルポ。著者は例の週刊朝日の橋下記事の人。書き方にクセがあるというか、読者への自分の感想の伝え方が押しつけがましい。

なぜか社員が働く会社の人事部(清水佑三)

何年か前に古本市で買ったやつ。まあ私自身は人事担当ではないのでそれなりに流し読み。

一時帰国メモ

3月27日から4月1日にちょこっとだけ一時帰国したときのメモ。・6年ぶりに満開(ちょっと手前)の桜をみてホッとするが、やはり寒い。ユニクロのヒートテックが手放せなかった。・9年ぶりにブランド物の財布を購入。・消費税免税手続きというのがある…

十一番目の戒律(ジェフリー・アーチャー)

立身出世系だけじゃなくてこういうサスペンスも得意なんだなあと思うほどには面白く読めました。トム・クルーズ主演で映画にしたらよさそう。

ウィキリークスでここまで分かった世界の裏情勢(宮崎正弘)

う〜ん。ある程度「分かっている人向け」なのかなあ。なんか専門用語とかスラングみたいなのを当たり前のように使っていて、それにいちいち引っかかってなかなか頭に入ってこなかった。

「反日」の構造(西村幸祐)

反日マスコミが煽っている、とのこと。よく言われているけど、反日マスコミの目的って何なんだろう。そこがいまいちわからないんだよな。

虚像の道化師 ガリレオ7(東野圭吾)

意外にも今年初めての東野圭吾。テンポ良く面白く読めました。

3月3日

この前の日曜は私の誕生日で、家内と娘が共同でバースデーケーキを作ってくれました。あと一緒にお店に行って、ゴルフ用のオークリーの帽子を買ってもらいました(ていうか金出したのは私だが)。もう少しオーバーに喜んだ方が良かったかなーと反省してみた…

ケインとアベル(ジェフリー・アーチャー)

いやあ面白かった。アメリカの伝統的な上流階級の主人公1と、まさにアメリカンドリームを体現した主人公2。どちらも共通しているのは持って生まれた才能を発揮するだけでなく不断の努力も人一倍していたということ。見習わなくちゃなー。ところで著者の作…

夜行観覧車(湊かなえ)

やっぱ湊かなえはおもしれーなー。今回は後味悪さは少なめ。むしろ少しいいくらい。いずれにしてもハッピーエンドではないけれど。複数視点からの藪の中的な展開が得意だね。あと子供の無知や残酷さについて冷ややかな目線が特徴。

大学ラグビー激闘史 1990年度

今回のメインは大学選手権での早明戦。増保の独特なステップが懐かしい。ハラハラする接戦で満足。対抗戦での劇的な今泉の同点トライはかすかに覚えてるなー。

養老孟司の<逆さメガネ>(養老孟司)

バカの壁で有名な著者の教育論的なエッセイ(?)。講演口調の記述で読みにくいんだけど他の著書もそうなのかなあ。

マネーロンダリング入門(橘玲)

まあたいした余剰金もなくさして悪いこともしていない私には、差しあたって関係ない話だなあというのが率直な感想。アルカイダの話やライブドアの話は野次馬的に面白く読めた。あと特にコルレス銀行・口座の話は実際の仕事の参考にもなりそう。

大学ラグビー激闘史 1991年度

自身もラグビー部員だった高校三年生の時のやつ。このころが一番大学ラグビーを見ていたかも。フルタイム収録は大学選手権の決勝で明大vs大東大。小村・永友・元木・渡辺、井澤・ラトゥ・オト等、当時のスタープレーヤーがなつかしい。ゲームはスクラムで圧…

ノルウェイの森(村上春樹)

また村上春樹。ようやく読みました。なんか舞台がワセダっぽいなと思いながら読んでたらやはりそうみたい。冒頭の中年になった主人公の回想から始まるけど、ついに最後までここには戻ってこず、だったら最初からなかった方がスッキリするのに、とか思ったり…

デビュー as メンバー

赴任5年超にしてようやくゴルフクラブのメンバーに。先週の土曜日早速デビュー戦に出陣。あいにく急に行くことになったこともあって一人で回ることになったが、なかなかどうして、却ってマイペースでプレーすることができて50・55の105と生涯最高スコ…

運動会

先週土曜は初めての小学校の運動会でした。こっちは今の時期が乾期かつ最も涼しい季節なので、野外イベントにはちょうどいい。それでも何人か倒れていた子がいたけど。娘は徒競走頑張って1位だった!あと新しく買ったデジカメの連写機能をやっと使えたのが収…

ギャング・オブ・ニューヨーク

約2時間半の大作。ちょっとダレた。禁酒法時代あたりかと思ったら(そりゃシカゴか)南北戦争時代なんだね。

炎蛹 新宿鮫Ⅴ(大沢在昌)

新宿鮫おもしれーなあ。農水省の人然り、一人ひとりがキャラ立ってる。

感染(仙川環)

新人賞を受賞したデビュー作らしいが、さすがにこなれておらず、裏表紙の売り文句ほどのものではなかった。

池上彰の宗教がわかれば世界が見える(池上彰)

いやこれもありがたかった。いままでなんとなく分かった気でいたか、何も分からないまま放っておいたことがスッキリした。世界は宗教で動いているんだなあ。

2012年の成績

2012年の記事数は107本と大台を超える。3〜4日に1本ってとこか。 読書数は58作品。前年を上回ったとは言え、もう少し行けると思ったんだけどなあ。著者別には以下の通りで、相変わらずの2トップも、初めて東野を抜き宮部が1位。大沢と湊も健闘。全体に占める…

1Q84(村上春樹)

以前「ライ麦」は読んだけども、著者のオリジナル小説を読むのは実はこれが初めて。 第3部まであってさすがに読了まで1ヵ月程度かかった。 う〜ん、途中まで面白かったんだけどなあ。。最後がバタバタしすぎというか、広げた風呂敷を回収しきれていないとい…

テレビは見てはいけない(苫米地英人)

刷り込みの話。常に刷り込まれの危険がどこにでも潜んでいる。でも例えば新聞記事を読んで自分なりの見方を試みるとして、そもそもその時点でその「見方」というのはすでに何かの刷り込みに侵されてないのか。

看守眼(横山秀夫)

2013年1冊目はボラカイ島での短編集。得意の警察物の他にも新聞記者(しかも花形ではないやつ)や県庁の役人等が主人公のものも収録。旅先では短編集の方がいいかも。娘や家内に分断されるし。

海水浴in年末年始

今年は12月29日から1月2日まで娘同級生家族とボラカイ島のホワイトサンドビーチで波にゆらゆら揺られながら過ごした。総論で大満足。4泊って短いなと初めて感じた。 以下、箇条書きでメモ。・この季節では珍しく海藻が繁殖。日によってたくさんいたり全く姿…