南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

1Q84(村上春樹)

以前「ライ麦」は読んだけども、著者のオリジナル小説を読むのは実はこれが初めて。
第3部まであってさすがに読了まで1ヵ月程度かかった。
う〜ん、途中まで面白かったんだけどなあ。。最後がバタバタしすぎというか、広げた風呂敷を回収しきれていないというか。私が一番不完全燃焼になるパターン。
結局、準主人公の少女はどうなったのか、第3の主人公(?)はリトルピープルとどんな関わりがあったのか、宗教団体主宰者の預言との食い違いをどう説明するのか等、多くのクエスチョンを置き去りにしつつ、女主人公の思いつきで事態を打開し、終わりよければすべてよし的な終わり方。惜しい。