南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

2017-01-01から1年間の記事一覧

GANTZ:O

スマホにダウンロードして主に通勤時に視聴。『オー』って読むのね。CGすごい。原作に割と忠実にまとめられてたし楽しく視聴できました。

楽園(宮部みゆき)

代表作『模倣犯』の続編というかスピンオフ作品というか。相変わらず一気に読ませる魅力に溢れているんだけど、私がうっかり読み飛ばしているのでなければ、主人公が事件に正面から取り組まざるを得ない、大事な大事な謎が置き去りのままラストを迎えるいつ…

天使の屍(貫井徳郎)

もうちょっと巨悪の仕業を予想していたが、それに反してこじんまりとした真相。読んでいる最中は面白かった。

ナイチンゲールの沈黙(海堂尊)

前作を読了したのでやっと家に眠っていたこの続編を読む。やはりいろいろな前提が分かっていると数段理解が深くなるしその分面白くなる。家内は気にしないそうだけど。

悪人(吉田修一)

映画で見た「怒り」と同様全体的に陰惨な感じで、結局主人公は生きていくのが難しいほど優しく悲しい存在というところが悔しい読後感でした。

チームバチスタの栄光(海堂尊)

なぜか続編だけが家にあって、でも順番に読まないと気が済まない性格なので手つかずの状態だったのだが、ようやく第1作を入手。家内が面白いとほめていただけあって物語の展開と個性的なキャラクター設定に惹きこまれた。これでようやく続編が読めるわー。

真夏の方程式(東野圭吾)

久々の東野圭吾。家内はすでに駐在時代に読んでいるらしい。私はいまいち自信がなかったので、この読書録で未読であることを確認。たまには役に立つね。

プリズム(貫井徳郎)

う〜ん不完全燃焼系のイヤミス。進行中は物語に引き込まれて楽しいのだけど、読者の溜飲を下げさせないこの手の結末はそれなりの支持を得ているのだろうか。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱(呉座 勇一)

受験勉強で覚えた程度の知識しかなかったけど、たしかにここら辺って変遷の過程を曖昧に済ませてたよなあ。応仁の乱のあとはすぐ北条早雲とかだったような。尋尊の名前なんて教科書の片隅にあったかどうかだもんなあ。非常に興味深く読めました。売れている…

機関車先生(伊集院静)

娘の塾の教材。実は伊集院静は初めて。まさに児童向け、という感じかな。

怒り

豪華なキャストの中でも妻夫木聡と森山未來の存在感が突出。ストーリーは予習しておかないと少しついていくのが大変な感じ。小説も読んでみようかな。

しずかな日々(椰月美智子)

娘の塾の教材。淡々と小学5年生になった主人公の夏休みまでの日々を描く。『人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく』というラストのフレーズが好き。

うさぎとトランペット(中沢けい)

娘の塾の教材。つまんなくはないのだけど、大人が読むには「ああそういう気持ちあったよね」という場面に共感するも少しダレるし、多分小学生が読んでも今小学生として必死に生きている彼らに共感を呼ぶのかどうか、ちょっと疑問だなーと思いました。 お母さ…

みかづき(森絵都)

娘が誕生日プレゼントとしてくれたハードカバー本。もったいなくてなかなか手を出せなかったんだけど、読み始めた途端ページを繰る手を止められず一気に読んでしまう。在野教育に人生を注いだ親子三代の大河ドラマ系物語。帯の紹介文にも書いてあったけど、…

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録(石川 拓治)

娘の塾の教材。すごいなあの一言。本人もすごいがついて来た家族もすごい。一度食べてみたい。

ものづくりの国際経営戦略 アジアの産業地理学(新宅純二朗・天野倫文)

東大ものづくり経営研究シリーズ、らしい。研究対象の分野にほんのちょっとだけ絡んでることもあって、それなりに興味を持って読んだが、やはり根本的に私には難解なのか、友人に頂いてから読了まで実に4年以上要した。

夜想(貫井徳郎)

また貫井さん。孤独に絶望し救済を求める、というテーマに対してわずかながらも共感するところがある、という意味で惹きこまれながらも鬱な展開。

夏美のホタル

何かを観に行った時の映画館で予告を観たときから気にはなっていた作品。何者かになる前の、何者でもない若い男女と、すでに相当程度何者かになり果てた熟年たちとの交流とも言うべきか。それを通してそれぞれ父親とは何なのか何だったのかを見つけるプロセ…

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

久しぶりに一人で留守番だったのでU-NEXTで鑑賞。これでシリーズ5作目なんだな。スパイ小道具的な要素がいつもより少なく感じた。面白かったけど、そうすると普通のアクション映画になっちゃうんだけどな。

崩れる 結婚にまつわる八つの風景(貫井徳郎)

短編集。読めば読むほど不快になるけど面白くて止まらない、という感じで一気に読了。表題作のダンナと息子に苛立って、著者の術中にはまっている自分に気づいてまた苛立つ(笑)。

リバース(湊かなえ)

久しぶりの湊かなえ。珍しく三人称で話を進める形で逆に新鮮な感じでした。最後はさすがのどよ〜んとした気分で読了。いつもはなんというか、後味が悪いながらもすっきりとした感じでそれが好きなんだけど、これはどよ〜んですわ。楽しく読めたけど。

森に眠る魚(角田光代)

書店に平積みにされていたのを手に取ってみる。お受験ママたちの葛藤と言うには生易しすぎる、寒気を覚えるような戦いにページをめくる手も止まらない、といった感じ。めくればめくるほど憂鬱になるのに、一気に読んでしまいました。背景となる小学校受験で…

DIVE!!(森絵都)

これまで読んだのとはちょっと作風が異なる、少年漫画系のさわやかもの。と思ってたらやっぱり少年サンデーで漫画化されてたのね。見たことないけど、なんだかその漫画が目に浮かぶよう。面白く読めました。3月はまだ1作…。

白雪姫殺人事件

以前読んだ湊かなえ原作の映画版。犯人の動機とか微妙に違う(原作の方がより犯人の闇が深い印象)が、よく楽しめました。井上真央が役柄上すごく好印象。

秋田遠征

休暇が取れたので3月15日に友人宅を訪ねて一泊一人旅。忙しいド平日にお邪魔させてもらって感謝。釣りキチ三平の舞台にもなった田舎町で、さすがに3月はまだ寒かった。宿泊翌日は男鹿半島にも足を延ばしなまはげを堪能しました。しっかりリフレッシュ。

攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG

U-NEXTで鑑賞。続き物を始めてしまうと他の作品を見る余裕がなくなってしまって困るのだが、まあそういった犠牲を払っても楽しめる作品でした。これで一通り見たのかなあ。最後の花見のシーンに既視感があったのは、ARISE新劇場版でも同じような場面があった…

誕生日プレゼント

誕生日プレゼントに娘から森絵都の『みかづき』(ハードカバー)をもらいました。最近森絵都がお気に入りなのを知っていて、この作品はまだ読んでないのも知っていて、プレゼントにしようと思ったとのこと。本屋に一緒に行ったとき、そわそわしてたの気づい…

乱反射(貫井徳郎)

一人ひとりの少しずつのエゴを丁寧に書き出していくところ、それを読者に飽きさせず読ませていくところはさすがだと思った。面白かったです。

この女(森絵都)

ちょっと森絵都っぽくない、あいりん地区を舞台にした話。ちょっと冒頭とエンディングが整合しない気がして腑に落ちなかったが、もう一度読み直してみたい。

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件(清水 潔)

エンターテイメントとして読んだらダメだな。良書とは思うが結構自分語りが多く、ノンフィクションとしても読んでる途中で食傷気味になった。