娘の宿題用に買ったんだっけかな。結局本人は使ってないようだが。恥ずかしながら大変有名な戯曲であることを初めて知った。
少女は卒業しない(朝井リョウ)
あまりに甘酸っぱく、少しほろ苦い青春。いつもの朝井さん炸裂。おかしいなあ、こんな青春知らないよ俺…といつも悔しく思いながら楽しく読んでます。
天、共に在り―アフガニスタン三十年の闘い(中村哲)
娘が受験対策で買ったやつ。恥ずかしながら中村さんのことはこれで初めて知った。専門の医療分野にとどまらず、現地での食料確保のための治水事業まで指導する行動力とその原動力となる信念の強さには本当に恐れ入る。
「自分」の壁(養老孟司)
今冬一番の寒波が来てるためゴルフはおろか外に出る気も起きず、部屋の片づけと読書で一日過ごすことを決め込む。結果手に取ったのは久しぶりの養老さん。うーん口述筆記によるものということもあるのかもしれないけど、政治経済の話題については世間知らずの極論暴論という印象で少し興ざめ。
酔って候(司馬遼太郎)
幕末の四賢候に纏わる短編連作。ただし松平春嶽の話はなく、その代わり鍋島閑叟の章あり。4年ぶりのシバリョウ。この読書日記をつけ始めてからまだ8作品目というのも少し意外。大作が多いから着手するのに躊躇しちゃんだよな。読み始めると面白いのだけど。
いまこそ「社会主義」 混迷する世界を読み解く補助線(池上彰・的場昭弘)
一時帰国の復路便で読了。娘が受験対策用に買ってたもの。旧ユーゴスラビアのユニークな社会主義など勉強になりました。