評判が高かったので期待してたんだけど、う~ん…そこまでじゃなかったなあ。しっかり作りこんでたのは分かるんだけど、文章として引き込まれなかった。フラグを回収しきれなくても話は面白い宮部みゆきの逆って感じかしら。
もういちど生まれる(朝井リョウ)
最近お気に入りの朝井さん。ハタチ前後の時、自分はこんなに悩んでいたっけ、もっと悩んで足掻いても良かったなあと思わせるような連作短編集でした。
現代語訳 学問のすすめ(福沢諭吉/齋藤孝訳)
「天は人の上に~」と教わったがそれしか知らず、初めて全貌に触れた。現代語訳だと敷居が低くなって助かる。当時としてはかなり先進的なことを唱えていて驚いた。『脱亜論』はこの中で論じられたわけではないのね。
陰謀の日本中世史(呉座勇一)
以前読んだ『応仁の乱』に続いて話題になってたので購入。このテーマで立教大学で講義をしたとのことで羨ましく思った。こういうのが好きそうな友人にも紹介。