南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

ひとりぼっちの動物園(灰谷健次郎)

実家から「孫に読ませれば」と送られてきた、私が子供のとき与えられた本の一冊。表紙(長新太画!)の感じもあって、確かちょっと暗い話だったなあという印象だった。改めて読んでみたけど、暗い、というのとは違った。まだまだ現在と比べれば戦後というのが身近に語られていた時代の「重さ」と言った方が正確かなあ。当時の私もそうだったように、多分まだ娘に読ませるのは早いと思った。大人の私が読んでこんなに感銘を受けるんだもの。中学生になってから勧めてみよう。