南獄4.1

憧れの米国駐在第2章

恍惚の人(有吉佐和子)

以前からタイトルだけは知ってて、先日図書館でたまたま手にしたので読んでみる。私が生まれたころに出版されたけども、40年以上経った現在でも本質的な問題は全く変わっておらず(変わりようがないか)、中年も中ごろに来た私たちにも暗く鈍い気分をもたらしている。作品の中でも書かれているように、10代20代の時は、遠い遠い未来の話だったものなあ。その時はその時の問題を解決するのに本人たちは必死なんだけども。